ファッションほど時代を反映するトレンドはないのではないでしょうか。ここでは現代の日本における主要ファッショントレンドを紹介します。あなたの日々のファッションの参考になれば幸いです。 ファストファッションはコーデが鍵 幅広い年齢層に人気のしまむら、ユニクロ、H&Mなどのファストファッションは、流通しているアイテムが多い分、コーデによっていかに個性やスタイリッシュな印象を与えるかがポイントです。同じアイテムでもコーデによって全く違うイメージを演出することが可能なので、毎日の服装アレンジがより楽しくなるはず。まずはファッションインフルエンサーのコーデをSNSなどでチェックしてみましょう。新しいアイディアや参考になる着こなしに出会えます。 Z世代に支持されるリアルで実用的なファッション ミレニアム世代以降のZ世代(2000年代生まれ)に特に支持されているのが、アスレジャーをはじめとする機能的で楽なスタイルです。ジャージやパーカー、スウェットなど着やすい服装を都会風にアレンジすることで、次世代ファッションの出来上がり。コンセプトは、気軽にジムに行く格好で1日を快適に過ごしたいという、合理的かつ実用的なニーズから誕生しました。スポーツブランドも積極的にアイテムを導入しているので、固定観念に捕らわれず自由な発想で楽しめるかがポイントです。
日本のメイクアップ事情!
「お化粧は女性のたしなみ」と言われた時代から、お化粧を使って自己表現をしたり気分転換をするなど、誰でも気軽に楽しめる時代に変化しています。 メイクのトレンド 特に最近ではメイクをする男性も少しずつ増え、性別に関係なく楽しめるアイテムへと進化しています。欧米を中心に環境に配慮したビーガンコスメが流行していますが、日本のメイクトレンドはどうでしょう? お財布に優しいプチプラコスメ シャネルやディオールなどのブランドコスメも依然と人気ですが、コンビニやドラッグストアで気軽に購入できるプチプラコスメは若い女性を中心に根強い人気があります。メイクを始める年齢も下がり、目立たないナチュラルメイクをして登校する小学生も!「安かろう悪かろう」に反して、近年のプチプラコスメは品質も良く、メイクアップアーティストが実際にお勧めするアイテムもあります。 YouTubeチャンネルでメイクアップレッスン 今までは雑誌でメイクを習得する方法が王道でしたが、現在は急増するメイクアップ関連のYouTubeチャンネルを視聴してメイクを習う人がほとんどです。芸能人やセレブ自身が紹介するメイク動画から、メイクに特化したYouTubeチャンネルを運営するYouTuberのメイクレッスン動画、一番人気のすっぴんから完成メイクまでを加工なしで紹介する動画など、種類は様々です。
変化する美容トレンド
美容業界はSNSの進出により、この10年間で大きく変わりました。かつてはTVや雑誌が独占して「美容」のイメージを提供していましたが、現在は誰もが自由にお気に入りの「美容」をシェアできる時代になりました。ジェンダーレスも話題になり、もはや女性だけのものではなくなっています。 「キレイはカラダから」と言われているように、近年では外見だけでなく内面からキレイを目指す意識改革が浸透しています。お肌の健康を保つ各種ビタミンやコラーゲン・アミノ酸などは、食事から直接摂取することが難しい場合は専用のサプリメントがあります。 環境に優しいオーガニック製品は、食品だけでなく美容アイテムにも登場し、シャンプーやボディクリーム、ファンデーションに至るまでラインナップは豊富です。オーガニック製品といえば欧米諸国が最先端でしたが、現在では日本でも国産のオーガニック製品を購入することができるようになりました。 健康に痩せてこそ、本来の美しさが輝くものです。無理なダイエットブームは終焉を迎え、現在は楽しく身体を鍛え健康的でセクシーな美しさが人気です。パーソナルトレーナーはセレブだけのものではなく、一般の人でも利用する人が増えてきました。トータルで自分のカラダと向き合い、年齢のせいにしないエイジレスなビューティーが注目されています。
はじめに!
ここ数十年で、世界のトレンドも大きく変わりました。このサイトでは、美容、メイクアップ、ファッションにおける最新トレンドを世界の動きと合わせてご紹介します。 みんなと同じから個性の時代へ 日本はトレンドに敏感な国のひとつですが、美容やメイクアップ、ファッションなどは主に欧米の影響を受けています。学校だけでなく公共の場や職場でも、人と同じであることが大きな意味を持っていた日本社会ですが、経済システムの変化や混沌とした世界情勢、インターネットの普及によって、その価値観も大きく変化しています。人々の関心の的である美容、メイクアップ、ファッション業界でもそれは顕著で、「みんなと一緒」から「人と違う」ことに注目が集まっています。また、エイジレスやジェンダーレスも新しい概念として浸透しつつあります。 環境に配慮したアイテムを 全体から個人を重んじる時代になったものの、環境破壊や人権問題など、日本国内にとどまらず世界規模で物事を考える人々が増えています。オーガニック製品やビーガン製品、サステイナブルなファッションなど、消費者としても製品を選ぶ権利の幅が広がりました。人々の生活全般を向上させるウェルネスに基づいたライフスタイルが推奨されるようにもなりました。欧米主流の動きから、日本でも積極的にこれらが採用されるようになったのは、人々の間にグローバルレベルで意識改革が起きていると言えるでしょう。